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フェリックストウ F.5 : ウィキペディア日本語版 | フェリックストウ F.5[ふぇりっくすとうえふ5]
フェリックストウ F.5(Felixstowe F.5)は、第一次世界大戦においてイギリス海軍、空軍で使用されたフェリックストウ海軍工廠製の飛行艇である。 == 概要 == イギリスが導入したF型飛行艇の原型は、米国カーチスが大西洋横断を目指して製作したカーチス H4「スモール アメリカ」である。1913年に英国サセックスにあるホワイト&トムソン社がカーチスの代理店となるが、同社のテストパイロットだったのがF型の生みの親であるジョン・ポート(en)である。第一次大戦勃発に伴い海軍航空隊中佐となったポートは上層部にカーチス H4の購入を進言、これに続いてより大型のカーチス H12「ラージ アメリカ」も導入された。この2種類の飛行艇の離水性能向上を主眼において改良されたものがF型で、H4がF.1、H12がF.2となった。F.3を経て最も大型のF.5型となった。初飛行は1918年5月。航続距離延伸を狙い艇体が大型化されたが、予算の問題でその他の部分は可能な限りF.3型と同じとした為、飛行性能が大幅に低下してしまった。後に発動機をロールス・ロイスイーグルVIIからVIIIに換装している。量産はショート社等が担当している。 第一次大戦後も現役に留まり、1925年にスーパーマリン サウザンプトンに置き換えられるまで活躍した。また、米国、カナダでもエンジンをリンカーン製のリバティとしたF5Lを米海軍航空工廠(Naval Aircraft Factory)、カーチス等で生産している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フェリックストウ F.5」の詳細全文を読む
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